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男のフェティシズムVS女のブービートラップ

今日の書き手川崎 貴子

 

がちゃまにあさんのブログを読んで、「そうなのよね〜」という女たちの重ーい溜息が聴こえてくるようでした。

「かわいい」の男女差を感じた話 - がちゃまにあ日報

★追記まさかのホッテントリ入り。戦慄。ブルブルしながらも、ブコメは全部見ています。色々な意見ありがとうございます。

 

女性達が「素敵!」と思う女性像と男性のそれとは大きなずれがある。

 

これは、日頃ダイエットに励み、ファッションを研究し、お洒落に余念のない女性にとっては悲しい現実です。

 

女性誌でスレンダーなモデルが「愛されファッション特集」って毎回やってるけど、あれは嘘? 

 

答え:はい。嘘です。

 

あれは、女性による、女性の為の、「自分を愛することのできるファッション特集」なんですよ。(モデル含む)

 

先日、ある飲みの席で、男たちが女のどこを見ているか?という、「僕のフェティッシュ語り」が始まりました。

 

まぁ、出ました。出ましたよ。

 

大きな胸、大きなお尻、たっぷりした太もも・・・。勿論、ラインが綺麗な足とか、二の腕なんかもありましたが、結局は、

 

「肉付き」

 

なんですよね。肉がどう付いてるかっていう話なんですよ。

 

そして、お洒落にトータルコーディネートされている女性にとっては再び辛い事実なのですが、男たちが見てるのは悲しい程、

 

「体のパーツ」

 

です。

 

女性でも、広い肩がいいとか、指が綺麗な人がいい、という男性パーツへのプチフェチはありますが、あくまでも「自分が好意を持った人の特徴として素敵だった」という関係性派生が多数派です。

 

(ま、たまに「毛むくじゃらで体臭の強い人が好き。」という剛の者もおりますが・・・。)

 

男たちは、本能に突き動かされるがごとく、大きな胸の女性が向こうから歩いて来れば、胸フェチは絶対に胸を凝視。

 

もう条件反射みたいなものですね。「そこに、胸があるから、」みたいなね。

 

では実際に、胸フェチは巨乳女子と、お尻フェチは安産型女性とカップルになっているかというと、これがまたそうでもありません。

 

「胸フェチの奥さんが貧乳」という事例は全国から相当数集められる事でしょう。

 

これは、男のフェティシズムを覆す、女性達の腕、技があるからなんです。

 

私は既婚者なので、恋愛市場を離れてだいぶ経ちます。離れているからこそ見えることがあり、私自身が20代の時には全く気が付きませんでした。

 

25歳で起業した私は、当時寝る間も惜しんで働いていました。

 

お年頃なのに、頭の中を占める殆どは、中小企業社長(おっさん)と同じ。

 

それでも人並みに恋愛したいしもてたいと思っておりましたよ。でも、ファッションの研究など時間的に絶対無理。

 

「そうだ!時間が無いから金で解決しよう!」

 

28歳の私はそう思いました。

 

解りやすいブランドのバックを持ち、買い物も時間が無いので女性社長っぽくコーディネートされてるのを上から下までそのまま買い、高いヒールを履き、月に一度だけネイルサロンに行き完璧な爪に仕上げる。

 

その爪を見ながら、

 

「大丈夫だ、私は未だ女を捨ててない。」

 

と、安堵し、

 

「早くもてないかな~。」と夢想しておりました。

 

もう、過去に戻って自分に往復ビンタをくらわせてやりたい!

 

今の私はそう思います。

 

私はこれまで、男性の恋愛・結婚・離婚の相談に乗ることも多く、社員友人含め、相当数の男たちの本音を聞いてきました。

 

そして解ったというか、驚いたというか、ああ、そうだったのね、ということですが。

 

男たちはこと恋愛市場において、

 

「相当なヘタレ」

 

です。

 

勿論、メスとあらば口説くという男たちは違いますが、大半の男達は女性に対して、「スタンダード及び腰」です。

 

ですから、まずは脅威を取り除いてあげるというステップが必要だったのです。

 

私の20代の頃の事例で、まずは「脅威」について学習していきましょう。

*カッコ内は男性が感じる脅威の部分です。

 

①社長という名刺(俺より年収が高いのかな?女社長?誰かバックにパトロンとかいるんだろうな・・・)

 

②ブランドのバック(ブランド品好きなんだ。お金がかかりそうな女だな。)

 

③コーディネートされた服(隙がないなー。男にも完璧を求めそう。)

 

④高いヒール(わ、身長高っ。俺と同じぐらい?)

 

⑤完璧な爪(料理とかしないんだろうな。こういう人と結婚したら家事やらされそう。)

 

上記にプラスして、私は元々が強面で、声も低く、身長高いのに無駄に姿勢が良く、威圧感は相当だったと思われ、

 

「モテないかな~」じゃないんです。

 

「モテる筈がない!」のです。

 

片や、モテる女たちは違いました。

 

彼女たちは男性たちに対して、

 

「脅威なき好意」

 

を示すのが、大変に上手でした。

 

「好意」ではありません。「脅威なき好意」です。

 

例えば、よっぽどタイプな女性は別として、同じ会社内やサークル内であからさまな好意を示されるのは、社会的動物である男性には「脅威」です。

 

唐突なプレゼントや、過ぎたおせっかいも「脅威」。

 

現代ではSNSで過剰にコメントされるのも「脅威」なんです。

 

モテる彼女たちは、ターゲットに対し他の男性よりも少しだけ多めに、自然に相手を気遣ってあげて。

 

普通に優しい言葉をかけてあげて。

 

いつも機嫌よく、明るく挨拶してあげて。

 

あれ?という形で、男性の変化に気づいてあげて。

 

頑張っていたら「すごい!すごい!」と褒めてあげて、力仕事やパソコンの設定など、絶妙に頼ってあげておりました。

 

これだけ?と思ったそこの若いお嬢さん。

 

いいですか?

 

敵(男たち)は、恋愛のアマチュアです。

 

「この感じの良い女性、もしかしてもしかして俺に好意があるのかな?勘違いかな?」

 

と、男心はゆらゆらし続けると次第に対象を意識し始めます。

 

また、男性に「肉付きフェチ」が多いのも、性的なものも勿論中心にあるとは思いますが、女性的な優しさややわらかさ、自分を受け入れてくれる、許してくれるものが大好きだから。

 

「好意」の中にそれを感じとり恋心に変化すれば、ノーマルな男たちのフェティッシュなど動物占いみたいなものです。

 

フェチ越えカップルのなれそめを聞くと、男性側から告白したんだと言われますが、よくよく聞いてみると女性側の「裏技あり一本!」がほとんど。

 

教育しなきゃ、とか、相手の為にきついことを言ってあげなきゃは、付き合った後、結婚した後で十分。

 

若いお嬢さん方におかれましては、是非とも先人ハンターたちを参考にしていただいた上で、たくさんの恋を罠として仕掛けてあげちゃってください。

  

「脅威なき好意は女のお作法」

 

を合言葉に頑張って行きましょう。

 

Written by :川崎 貴子

 

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ぼくだったら、そこは、うなずかない。

ぼくだったら、そこは、うなずかない。