2013年、最後の思い
ぼくら社は本をつくる会社です。
9月初旬、宮﨑駿監督の引退会見を目にしました。
「この世は生きるに値する」
それを子どもたちにつたえることが、僕たちの仕事の根幹にあるのだと仰っていました。
わたしたちはいくら言葉を並べても、その想いを正しく相手に伝えることはできません。
だから、ある人は映画で。
ある人は写真で。
ある人は音楽で。
ある人は文章で。
想いを伝えようとこころみます。
かのアインシュタインはこう述べています。
「学校で学んだことを一切忘れてしまった時に、なお残っているもの、それこそが教育だ」
ぼくら社は本をつくる会社です。
ぼくらは、考える力になる本をつくりたい。
そうしてつくった本が、いつか誰かの記憶に残るものになったなら。
ページをめくる手にそっと。
*今年も一年間ありがとうございました。
ぼくら社Blogは、新年1月6日より再開します。良いお年を。
Written by :古越 幸太
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