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一流のクリエイターを目指すなら、浜崎あゆみを聞きなさい

今日の書き手:下出 裕典(ぼくら社取締役)

 

この記事を読んで。

クリエイティブな事がそんなにも凄いのか | freshtrax | btrax スタッフブログ
いままで誰も見た事のないようなものを創り出すのはワクワクするし、かっこ良い事である。イノベーションを作り出すにはクリエイティブである事が必要とされる。もちろんクリエイティブである事はとても重要であるが、必ずしもそれが”無”から”有”を生み出すようなオリジナルである必要は無い。

 

10年ほど前、クリエイティブ部門に配属された新人に、

こんなアドバイスをしたことがあります。

 

「あゆを聞きなさい」 

 

あゆ、というのは、浜崎あゆみさんのことです。

2014年現在でいうなら、AKBかももクロか。

 

彼は、個性的でありたい、という欲求がとても強く、

世間的にメジャーなものを毛嫌いする傾向がありました。

 

一般的に売れているものを見ると、

「大衆に迎合してる。あんなのはアートでもクリエイティブでもない」

と、反射的に拒否してしまう。

 

みんなが知らない歌を聞き、みんなが知らない舞台を見る。

分かる人にしか分からない、というジャンルをとにかく好んでいました。

普通である、ということに、

なにかコンプレックスを抱いていたのかもしれません。

 

もちろん、人とは違うものを好むこと自体は、

悪いことではありません。問題は、

「大衆とは違う感性を持った自分に酔いたい」という姿勢であり、

このスタンスが矯正されない限りは

多くの人に支持されるクリエイティブなモノづくりを

することはできないんじゃないか、と思ったのです。

 

 

当時の彼に限らず、クリエイター志望の若手には

こうした傾向を持つ人が少なからずいます。

 

でも。

 

「あんなものがなぜ売れているのか分からない」

のであれば、まずは自分の感性を疑った方がいい。

 

多くの人に受け入れられるものには、必ず理由があります。

 

あくまでもいち消費者として生きていくのであれば、

そんな疑問を持つ必要はありません。

でも、新しいサービスやクリエイティブな何かを

生み出す側でありたいなら、「普通の人」の感性を

持っていることが最も大切だと僕は思います。

 

過去や現在のヒット商品・サービスを学ぶことは、

次世代を生み出す最低条件です。

 

そこまで言われても

「先人たちの模倣はどうしても嫌だ」

「自分はゼロから何かを生み出したい」

という欲求を捨てられない人は、こう考えてみてください。

 

その考え方は、まったくなんのレシピも持たずに

料理人になろうとするようなものです。

かつおダシも昆布ダシもとれない人が、

新しくて美味しい料理を生み出すことができますか?

 

「型破りな人」というのは、

やろうと思えば「型どおりにできる」ということが

前提にあります。型を身につけているからこそ、

その型を、破ることができる。

 

クリエイターとは、偉大なる凡人なのです。

 

Written by :下出 裕典

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