読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

男達よ、ぬけぬけと愛を語れ

今日の書き手川崎 貴子

 

id:oruguさんの記事を読みました。

「父が居なくても、子は育つ」というのは本当かを試してみて分かったこと - oruguの日記

どうも帰ってきたoruguです。待ちに待った一時帰省。マイファミリーに会ってきました。飛行機で成田から福岡へ。ジェットスターに感謝です。福岡の利便性。空港から中...

 

このお父さんは、単身赴任なんでしょうか?

 

家族と2か月ぶりに会えた喜び、子供達の成長を目の当たりにした驚き、奥様への愛と感謝がなんのてらいもなく綴られていて、思わずほっこり。

 

「愛する人のいる人生」

 

一緒に暮らせなくても、例え毎日顔を見ることができなくても、愛している人がいる。

 

その人も自分を愛してくれている。

 

それは、なんてかけがえのない事なのでしょうか?

 

先日、友人(男性)と飲んでいた時、彼は、「あの時が一番孤独だった。」と言いました。

 

私達はざっと10年前、同じマンションの51階と50階に住んでいたことがあります。

 

レインボーブリッジが一望できる湾岸のタワーマンション。

 

彼は成功者で、離婚したばかりで独身で、外車に乗り、世の男性達から羨望の眼差しで見られていました。

 

私はと言えば、そのマンションは前夫が借りていたのですが、離婚カウントダウンの時期でして、無駄に広いリビングで夜景も見ず、一人、鬱々と酒を飲み続けていたのでした。

 

51階と50階で、同時期、同じように寂しさを感じていたなんて、私達も先日知ったのですから、傍から見たら当時誰にも解らなかった事でしょう。

 

私達は昔、何になりたかったのか?

 

それは、「愛する人のいる人生」ではなかったように思います。

 

もっとアグレッシブで、刺激的で。

 

社会的な何か。

 

でも、いらぬ経験をたくさんして解ったのは、普通に家庭を営んだり、愛する人を愛し続ける、または愛し続けてもらうという事がいかに難しいか、ということです。

 

私達はそれから、仕事も紆余曲折有り、互いに再婚し、今はお気楽に身の丈に合った生活を謳歌しています。

 

彼から聞く今の奥さんの話は、エピソードも悩みも微笑ましく愛情を感じるもので、私は成功者と言われていたころの彼より、今の彼の方が友人としてずっと好きです。

 

若い頃、自分なんか探しても自分のカケラすら見当たらなかったけれど、愛している人達は教えてくれます。

 

あなたはこんな形をしているよ、と。

 

そして、言ってくれるのです。

 

成功者じゃなくても、ずっと傍にいるよ、と。

 

このブログのお父さんだって、色々な事があったと思います。

 

でも清々しいほど奥さんが大事!子供達かわいい!と書き連ねています。

 

書きながらきっと、我が身の幸せを噛みしめ確認しているのでしょう。

 

男性では珍しいですが、これが出来るという事が、彼の「愛する人のいる人生」を盤石にしているのではないでしょうか?

 

世の男達よ、もっと、ぬけぬけと、愛を語って。

 

あなたの愛している人は、どんな人ですか?

 

Written by:川崎 貴子

 

ぼくら社2013年11月の新刊発売中!
ぼくだったら、そこは、うなずかない。

ぼくだったら、そこは、うなずかない。