結婚推奨銘柄「草食系男子」

かまっぴ (id:akamapi)さんのブログを読みました。

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私は若い頃、自分が肉食系女子なのに肉食系男子と結婚→離婚というバツの経歴を持つため、草食系男子の、「協調性が高く、家庭的で優しいが、 自分に自信が無く、恋愛に積極的でない」という特徴は美点にしか見えません。

 

私達の離婚理由は、まさにお互いが、「協調性が無く、非家庭的で、自分に自信があり、恋愛や仕事には積極的。」だったから、に要約されるからです。

 

ですから、もし今、若いお嬢さん達から「結婚する相手として肉食系男子と草食系男子、どちらがいいのですか?」と相談されたら、私は絶対に「草食系男子」をお勧めします。

 

肉食系男子」に押されてふらふらしてる肉食系女子がいたら、体当たりで止めに入る事でしょう。

 

草食系男子の特徴、これは全て結婚生活を送るのに必要な要素。

 

「自分に自信が無い?」結構な事です。

 

我を通せば崩壊するのが共同生活というもの。

 

また、「恋愛」に関しても、最初は必要かもしれませんが、長く家庭生活を送ればジュテームだ、アモーレだと言っていられない訳です。

 

「穏やかな円満家庭を築きたいならば、断固草食!」と、女子の皆さんには胸に刻んでいただきたいものです。

 

が、しかし、草食系男子と結婚するには、女性側に多少なりとも「肉食系」のスキルが必要になります。

 

私は今、典型的な草食系の年下夫と結婚していますが、家族の方針を決めたり、外部との交渉はもちろんのこと、家族イベントや旅行、外食の店やメニュー選びなど、全て私が担当です。

 

私が得意という事もありますが、夫がこの手の事が驚異的に苦手だからです。

 

独身の頃の夫のエピソードなのですが、ある女性(草食系)とデートをすることになり、公園で待ち合わせた所。

 

夫:「これからどうする?」

彼女:「どうしようか?」

 

彼女:「どこいく?」

夫:「どこいこっか?」

 

と二人で聞き合い結局決まらず、

 

夫:「じゃあ、今日は帰ろっか?」

 

と、その場で解散してそれっきりになったというのです。

 

その話を聞いたとき、肉食人生を歩んできた私はわけがわからず、何か新種の病気なのか?と疑った程です。

 

ですから、「方針とかー、お店とかー、そういうのは男性に決めてほしい・・・。」などとちまちましたこと言っていてはダメです。

 

「自分の好きなようにできてラッキー!」と思える程度の肉食思考は鍛えておきましょう。

 

草食系男子は「自分の意見を通す。」以外の業務はとても得意です。

 

現に、我が家では掃除洗濯料理、おまけに子育てまで、私は夫にかないません。

 

気づいた方が食器を洗う、気づいた方がごみを拾う、結局いつも気づくのは夫で、粛々と当たり前にこなしてくれています。

 

イベントのようなハレの舞台より、食器洗う、掃除するという日常が膨大にあるのが結婚生活。

 

我が家のような「真性肉食系女子VS真性草食系男子」の例は極端だとしても、協調性高く、傲慢にふるまわず、家庭的な草食系男子は、自我が強く欲張りな現代女性にぴったりなパートナーになると思いますよ。

 

Written by :川崎 貴子

 

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ぼくだったら、そこは、うなずかない。

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