富裕層が豊かであるために必要な貧乏人
今日の書き手:安田 佳生(ぼくら社編集長)
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「所得の再分配」に対する不満と「効率の悪い政府」への反発からアメリカの富裕層が「州」の下の行政区分である「郡」から“CITY=「市」を相次いで法にのっとり、独立を成し遂げているのだ。誕生した「市」では、ほとんどの業務を民間企業に委託。運営コストを半分以下に抑え、減税に向けて動き出している。一方、税収が少なくなった「郡」では、福祉サービスの予算を削減。貧困層が打撃を受けている。
富裕層には常に不満があるのです。
「なぜ俺たちが貧乏人の面倒を見なくてはならないのか」
富裕層だけで独立国家をつくったら、どれほど豊かになることか。
人道的観点を除けば一理ありそうです。
でもその富裕層国家は本当に豊かなのでしょうか。
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結局、石の上に何年いればいいのか?
今日の書き手:安田 佳生(ぼくら社編集長)
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残念ながら、Kさんに当社での仕事を続ける気はないようだったので、慰留は諦めた。しかし、わずか10日とはいえ同じ会社で勤めた仲間である。不幸にはなってほしくない。Kさんには迷惑だったかもしれないが、私なりの「働いて幸せ」という状態を実現するための考え方を伝えることにした。
石の上にも三年と言いますが、
さすがに10日では何にも分からないですよね。
本当のことを言えば3年でも短い。
最低でも5年。普通に考えれば8年。
そのくらい真剣に取り組んでみて、
初めて仕事の面白さや
向き不向きが分かるのではないでしょうか。
でもその一方で、
長くやる事による弊害もあるのです。
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21年の経営で気づいたピンチでも動じない2つのコツ
今日の書き手:安田 佳生(ぼくら社編集長)
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ピンチに慣れるということ。「あー。また来たか」って思うようになる。 | サイプロ~とあるサイトプロデューサーのブログ~
何か新しいことをやろうとすると必ずピンチが訪れます。でも、毎回ピンチが来るので「あー、また来たか」って思うようになるんです。「やばいやばい」とか「もーダメだー」とか思う時間が短くなり、「なんでダメだったんだろう。今打てる手の中でどれがベストな選択だろうか」と、すぐに思考が切り替わります。
ピンチに慣れる。
これは意味深いことばです。
ピンチに慣れるというのは、
ピンチに鈍感になるということではないからです。
ピンチには常に敏感でいなくてはならない。
そうしないとピンチへの対処が遅れてしまいますからね。
では、ピンチに慣れるとは、どのような状態なのでしょうか。
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張り切る同僚も、残業する上司も、バカだと思ってるキミへ。
今日の書き手:安田 佳生(ぼくら社編集長)
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新社会人ときに欲しかったのはアドバイスじゃなかった - マチルノニッキ
わたしはスーツが着たくなくて、クリエイティブな仕事がしたいとか馬鹿みたいな抽象的な理想だけを持っていて、東京で生活をするためだけに池袋にある30人くらいのソフトウェアの会社に就職をした。小説を書きたかったが標準語がわからなかったから、とにかく東京にいくことにしたのだ。新社会人ときに欲しかったのは誰かからのアドバイスじゃなかった。自分自身に従って今やることが、あとにつながるという確信だけでよかった。
一番印象に残ったのは
「18年前の自分を私は採用しない」
というところ。
よく分かります。
私だって、当時の自分のことは絶対に採用しないと思います。
当時、大学を卒業したばかりの私は、
努力というものが大嫌いな人間でした。
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だから、マーケと営業は永遠に分かり合えない
今日の書き手:安田 佳生(ぼくら社編集長)
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だいたい営業とマーケが攻防を繰り広げている場合が多い。営業はとにかく1件でも多く決めたい性分である。しかしマーケは華々しくお金を使っているだけでろくな引き合いを連れてこない。まずお互いがお互いを知りリスペクトした上で、双方で協力したらいったいどれくらいすごいことが起こるのかを考えるべきだと思う。
私にも覚えがあります。
マーケと営業の攻防劇。
競争から共創へ。
実際これがなかなか難しいのです。
構造的には不可能なのかもしれません。
マーケのミッションは時間とともに変化します。
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