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21年の経営で気づいたピンチでも動じない2つのコツ

安田 佳生の「疑問論」

今日の書き手:安田 佳生(ぼくら社編集長)

 

このブログを読んで

 

ピンチに慣れるということ。「あー。また来たか」って思うようになる。 | サイプロ~とあるサイトプロデューサーのブログ~はてなブックマーク - ピンチに慣れるということ。「あー。また来たか」って思うようになる。 | サイプロ~とあるサイトプロデューサーのブログ~

何か新しいことをやろうとすると必ずピンチが訪れます。でも、毎回ピンチが来るので「あー、また来たか」って思うようになるんです。「やばいやばい」とか「もーダメだー」とか思う時間が短くなり、「なんでダメだったんだろう。今打てる手の中でどれがベストな選択だろうか」と、すぐに思考が切り替わります。

 

ピンチに慣れる。

これは意味深いことばです。

ピンチに慣れるというのは、

ピンチに鈍感になるということではないからです。

 

ピンチには常に敏感でいなくてはならない。

そうしないとピンチへの対処が遅れてしまいますからね。

では、ピンチに慣れるとは、どのような状態なのでしょうか。

 

私の経験から言わせていただくと、

ピンチに慣れるとは以下の二つの状態です。

 

1:ピンチでも寝られる

2:ピンチでの対処を間違えない

 

1はとても重要な事です。

人間、不安になると食欲が落ち、眠れなくなります。

でも食べない、眠れない、という状態では、

まともな仕事はできません。

だから無理矢理食べます。

 

人間というのは気合いを入れれば、

無理矢理食べることが出来るのです。

でも無理矢理眠る事は出来ません。

気合いを入れれば入れるほど、

目が覚めてしまうからです。

 

ピンチでも眠る事。

これにはコツが必要です。

コツというよりも割り切り。

私は会社がどんな状態にあっても、

18時以降は一切考えないと決めていました。

朝目が覚めた時から、18時まで真剣に考える。

それでも答えが出ない時には、

それ以上考えても仕方ないのです。

 

2に関しては、本当に慣れの問題です。

ピンチで焦って失敗するのは、

ピンチの全体像を追いかけるからです。

 

ピンチとは絡まった毛糸の塊みたいなものです。

全体を見ていると、元に戻す事は不可能に感じます。

仮に出来たとしても、気の遠くなるような作業が必要だ。

そう感じて焦ってしまい、

毛糸の塊を矢鱈めったらひっぱり回してしまうのです。

そんな事をしたら、絡まりは更にひどくなるばかり。

 

もつれた毛糸を解く方法。

それは至ってシンプルです。

まず、ひとつめの結び目を解く事。

その繰り返し。

それ以外には方法がないのです。

 

目の前の結び目を丁寧に解いていく。

これがピンチの時にやるべき事です。

淡々と、本日分の結び目を解く。

そして18時になったら忘れる。

これが一番です。

 

ピンチで本当にしんどいのはピンチの最中ではありません。

ピンチの真っただ中では、

考えている余裕すらなくなるからです。

一番不安なのはピンチの直前です。

ピンチを予測して不安になる。

こういう時に人はピンチを大きく捉え過ぎてしまうのです。

 

そしてもうひとつ、私の経験から言える事があります。

それは、ピンチは大きくなるほど楽だということ。

なぜなら選択肢が限られているからです。

これをやって無理なら仕方ない。

大きいピンチの時にはそう思えます。

でも小さなピンチの時は選択肢が多過ぎて、

あれもやろう、これもやらなくては、と

焦ってしまうのです。

 

まずは目の前の結び目に取りかかること。

本日分の作業量を決めておくこと。

作業が終わったらとっとと忘れて帰る事。

 

これがピンチに慣れるということではないでしょうか。

 

Written by :安田 佳生 (記事一覧

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資本主義の次は疑問主義なのだ!

著者である安田佳生が社長でなくなり、自己破産を経験し、全てを失くした中で考えたこと。社長でなくなった人だけが言える会社の不思議、自己破産経験者だけが言える社会の不思議。立ち止まらざるを得なかった著者が、立ち止まれない現代人に贈る、気づきの数々。

疑問論

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