タクシーの使命は一秒でも早く目的地に到着することなのか?
今日の書き手:安田 佳生
id:aa-zzさんのブログを読んで
気づかいのあるタクシーは大好き - わたしが日々感じている世界
このタクシーは特別なものではなく、普通のタクシー会社でこうした丁寧なサービスを売りにしているので一度利用するとまた利用したくなるのだ。
まさにその通り!
そう言いたくなるお話でした。
タクシーには全く期待していない私ですが、これだけは我慢できないという運転手さんがいます。
それは急発進と急ブレーキの運転手さんです。
おもいっきりアクセルを踏んで加速する。
必要以上にスピードを出す。
ギリギリまでスピードを落とさず急ブレーキを踏む。
彼らは一体何を焦っているのでしょう。
遅い車がいたりするとすぐにクラクションを鳴らし、「チッ」と舌打ちまでします。
私は乗っていて非常に気分が悪くなります。
まず私は「急いでいませんから」と
遠回しに安全運転をお願いします。
それでも変わらなければ
「もうちょっとゆっくり走ってもらえませんか」と言います。
すると運転手さんは目に見えて不機嫌になります。
1秒でも早く到着することがタクシーの使命なのだ。
そう信じ込んでいるようです。
確かに急いでいるお客さんもいるでしょう。
でも静かに走って欲しいお客さんだっていっぱいいます。
なぜそれが分からないのでしょうか。
とろとろ走ってたら売上があがらない。
それで焦っているのでしょうか。
やたらスピードを出す乱暴な運転手と、静かに運転する紳士的な運転手。
どちらの売上が多いのか、一度きちんと統計を取って発表してもらいたいものです。
私の予想では絶対に後者だと思います。
エスカレーターで歩かない人
赤信号を渡らない人
紳士的なタクシーの運転手
そういう人たちの年収は普通の人の1.5倍であった。
もしもそういう統計が発表されたら、世の中がちょっと温かくなるような気がするのです。
Written by :安田 佳生
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